長崎YMCA

長崎YMCAとは?

YMCAとは?

正章YMCAの正章

1844年ロンドンで12名の青年たちにより創立され、今日では122の国と地域に広がる国際的な青少年団体です。

世界のYMCAに共通の赤三角のマークには、精神、知性、身体の調和のとれた人格の形成という活動の目標が、赤、青、白の配色にはそれぞれ青年の情熱と純粋さ、潔白さが示されています。
また「すべての人が一つとなりますように」というYMCAの標語は、人種や国籍、思想や信条などの違いを超えて結ばれている世界中のYMCAの願いです。

長崎YMCAは、昨年創立110周年を迎えました。1世紀にわたる長崎YMCAの歩みには、地域の人々と共に時代の課題にとり組んできた先駆者たちのさまざまな足跡が残されています。

明治時代のYMCAバイブルクラス(1908年頃)明治時代のYMCAバイブルクラス(1908年頃)

明治の創立時に実用英語学校を開校して以来、語学教育はYMCAの中心的な事業になりましたが、このYMCAが母体となって今日の長崎外国語大学が生み出されています。
大正時代には、職業相談所、衛生相談所、共同浴場、簡易食堂などを開設しており、今日の共同募金運動もYMCAの提案により長崎で始められています。北米YMCAで考案されたバスケットやバレーボールなど近代スポーツの普及にも貢献し、昭和初期には全国初のYMCA国際年長少年キャンプが雲仙で開催されています。

また、長崎の子どもたちの絵を海外に送る「平和の使者クリスマスカードコンテスト」を毎年開催しています。

これらの活動は多くの方々の募金や寄金およびボランティア活動によって支えられています。

長崎YMCAの使命

世界の人々と共に生きる青少年の育成を願って創設された長YMCAは、「イエス・キリストによって示された愛と奉仕の生き方」に学びつつ 精神・知性・身体の調和のとれた青少年の育成に努め、 世界のYMCAと共に次の使命を担います。

  1. わたしたちは共に学びあうなかで、主体的に生きる青少年を育てます。
  2. わたしたちは他者に共感し、地域のさまざまな人びとと共に生きます。
  3. わたしたちはアジアの一員としての自覚をもち、世界の人びとと共に生きます。
  4. わたしたちは地球上に生かされているすべての生命を尊重し、共に生きます。